ウルセラとハイフの効果は?同じか違うか?どうなの?
ウルセラとハイフとはどんな施術でどんな効果があるのでしょうか?そもそも違うのか同じなのか?気になるところです。先ずは、ウルセラとは美容医療業界では、ハイフ治療機器の中の一つになります。アメリカ製のウルセラの発祥は、美容治療機器ではなく医療機器として開発されてきた経緯があります。身体を傷つけることなく、首や顎、眉位置の引き上げ効果が期待できます。また、皺の改善についても効果がみられるようです。 ウルセラは熱量が高いので皮下へ照射する深さもかなり正確です。多少の痛みはありますが、長期に効果の高いリフトアップにつながる利点があります。
では、ハイフはどういうものなのでしょうか?ハイフとは、高密度焦点式超音波です。これもリフトアップの施術の一つです。1点に集中させて、狙った部分に高密度な超音波をあてる施術法で焦点部分を高温にし、肌下の皮下組織に影響を与えます。これも、身体に傷をつけません。現代の医療現場では、がん細胞に影響を与える治療方法として使用されています。この技術を美容に応用して、皮下組織に影響を与え、メリハリのある肌を再生することができます。 皮下組織のゆるみに対して、肌の土台である筋膜へアプローチして1点を集中して照射できるため、表皮や他の組織に影響が出ることがないのが特徴です。
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この2つの施術方法を比べてみると医療現場での治療方法としての始まりであり、その技術を美容医療に応用させてきた経緯やどちらも身体を傷つけることなく、皮下組織へ的確に超音波をあてて施術することは同じです。またその効果は、どちらもリフトアップや皴などの改善を促す美容治療法です。熱量の違いや機器の価格、施術の頻度や効果の持続などの若干ウルセラが高価で施術効果の期間が長いような傾向があるようです。どちらにしても、ハイフの中の一種であるウルセラなので同じ効果が期待できるため、自分にあった施術で美肌を目指すのが良いでしょう。
背中にできるニキビやカビの原因と対処法
顔や体のスキンケアの中でも意外と見落としがちになるのが背中です。背中は鏡を利用しなければ目視で確認することが難しく、手が届きにくいという理由で適当に終わらせてしまう人も少なくありません。背中の肌トラブルにおける代表的な症状の一つがニキビです。ニキビというと一般的に顔にできるイメージを持たれがちですが、菌が繁殖しやすい状況が整っていれば全身の様々な部位に発症すると言われています。
背中にできるニキビの主な原因は過剰な皮脂や汗の分泌です。汗や古い皮脂が毛穴に詰まるとマラセチア菌と呼ばれる真菌が増殖し始め炎症を起こしてニキビになると考えられています。マラセチアはカビに分類される菌なのでそのままの状態で放置をしておくと徐々に範囲が広がるケースも珍しくありません。背中は自分で確認する機会が少ない場所なので気が付いた時には症状が進行していたという事例も多いのが実情です。
顔と同様に背中のニキビは生活習慣が大きく影響します。栄養バランスの良い食事や十分な睡眠時間を確保することが基本です。食べる物は抗酸化作用が期待できるビタミンやミネラルを中心にして、糖類や脂質は控える必要があります。食事、睡眠による内側からの予防だけでなく外側の対処も忘れてはいけません。入浴時に体を洗うために使用するボディソープが肌に合わないと逆にトラブルになることもあります。商品を購入する時は肌への刺激が少なく殺菌作用が含まれている物を選ぶのがコツです。毛穴詰まりを起こさないように入浴後は清潔なバスタオルでしっかりと汗や水分を拭き取ることも重要になります。
そのほか、パジャマやシーツといった就寝中に背中と接触する物を清潔に保つのも大事なポイントです。食事や入浴で予防に取り組んでも不衛生な寝具を使っていれば意味がありません。寝汗をかいた時はもちろん、発汗の少ない冬場でもこまめに洗濯をすることが背中ニキビに繋がるカビの抑制に繋がります。